境内宝物館「讃衡蔵」で文化財を見よう
平泉の中尊寺にある、境内宝物館
「讃衡蔵」(さんこうぞう)に足を運んだことはあるでしょうか。
この境内宝物館「讃衡蔵」は、中尊寺に伝わる、歴史ある文化財や
宝物をきちんと残し、後世に伝えるために、
平成12年、2000年に新たに建設された建物です。
讃衡蔵という名称は、
「奥州藤原三代(清衡・基衡・秀衡の衡)の偉業を讃る宝蔵」
というところからつけられたものです。
現在残されている3000点以上の国宝や
重要文化財が、宝物館「讃衡蔵」に収められています。
仏像や経典奥州藤原氏の副葬品など、
ここでしか見ることができない大変貴重な文化財をみることが出来ますよ。
また、讃衡蔵では金色堂の拝観券を購入することが出来ます。
ごくまれに、金色堂の券を求め、迷ってしまうという人がいるそうです。
ですから、金色堂に入りたい場合、まずはこの讃衡蔵を目指しましょう。
境内宝物館「讃衡蔵」は、中尊寺の中では唯一の資料館ですから、
しっかりとそのお宝を目に焼き付けて欲しいと思います。
注意したいのは、写真撮影などは一切禁止という点です。
携帯電話での撮影もできませんので、マナーを守り見学して欲しいと思います。
教科書や資料などでしか見ることが
できなかった貴重な品々も、ここではしっかり見ることができますよ。
歴史に触れることで、今の自分についても考えさせられるかもしれません。
昔の人々がいたからこそ、今の自分があるわけです。
シニア世代に人気の高い
中尊寺ですが、若い方にもぜひ訪れて欲しいと思います。