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常行堂・法華堂(ほっけどう)跡を訪れる


岩手県、平泉にある毛越寺。


新たに世界遺産に登録されたエリアであるため、
毎年多くの方が観光に訪れています。
季節によって開かれている行事も違うため、
一年を通して楽しむことができる場所となっています。


毛越寺には数多くの建築物がありますが、古くからそのまま保存されているもの、火災などで焼失し、その後再建されたものなど様々です。


現在その建造物は見ることはできませんが、
大きく豪華な建造物があったとされる場所があちこちにあります。


常行堂(じょうぎょうどう)・法華堂(ほっけどう)跡もそのひとつです。


採掘時に大変状態が悪かったため、常行堂跡には礎石は一切なく、
その痕跡となるものは何もありませんでした。


一方、法華堂(ほっけどう)跡には23個もの礎石が残されており、
当時の規模を大きさをうかがい知ることができす。


常行堂・法華堂(ほっけどう)跡を見てみると、
この二つが渡廊でつながり、一体の建造物であったことがわかるようです。


このように礎石が見つかると、建造物の大きさや規模、建築方法などを知るのに大変有効な手がかりとなるのですが、一切ないとなるとなかなか解析も難しくなっていってしまいます。


常行堂・法華堂(ほっけどう)跡など、こうしてなにもない場所を見学する場合、想像力が必要となり、実際あまり立ち止まらない人も多いといいます。


消失してしまった文化遺産は手がかりがなければ復元することは難しく、
歴史的には大変惜しい状況となります。


ですから、歴史的建造物の調査というのは大変重要なわけです。

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